新潟県糸魚川市能生

サケ資源の
保全活動

能生内水面漁業共同組合は
サケ資源の保全活動に
取り組んでいます。

サケ

サケ人工ふ化放流事業について

能生内水面漁業協同組合はサケ資源の保全を目的としてサケ人工ふ化放流を行っています。

河口から200mほどのところに設置されたウライで採捕された親魚を用いて人工授精を施した後、受精卵を能生川支流島道川にあるふ化場に収容して卵管理を行います。その後、ふ化・浮上したサケ稚魚に配合飼料を給餌して、放流サイズの稚魚に成長させ、河川に放流しています。

その後、放流した稚魚は河川を下って約4年かけて海で成長し、放流した河川に戻ってきます。

新たなサケ増殖事業に関する取り組み

令和3年度から新潟県立海洋高等学校と共同で、省コストな増殖手法の1つとして注目されている発眼卵放流の実用化に向けての研究に取り組んでいます。

発眼卵とは、卵の内側に眼が確認でき、乾燥や衝撃に強い状態である発眼卵を河床に埋設する放流方法です。仔魚飼育以降を自然河川に委ねるため、従来のサケ人工ふ化放流に比べ、餌代や電気代、人件費等のコストが削減できると考えられています。

発眼卵放流では令和3年度に約12,000粒、令和4・5年度に約26万粒を放流しました。

能生川
サーモンフィッシング

能生内水面漁業協同組合では、令和7年度以降の能生川におけるサーモンフィッシング(釣獲調査)の実施に向けて検討をしています。

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